財団法人文化台湾基金会について

当会は、財団法人法、民法及び関連法令の規定に従い組織、設立された文化事務財団法人です。

1997年12月15日に、台湾の文化的価値を発揚し、文化的共通認識を凝縮させ、台湾の多元的文化の国際化を促進するという前提の下、「台湾省政府文化処」の助成で前身である「財団法人台湾省文化基金会」が設立、目的として台湾の文化建設の確実化、多元的な文化発展の推進と文化コンテンツの充実を掲げました。政府の組織改造に合わせ、当会の主管機関が行政院文化建設委員会、そして文化部と相次いで変更され、さらに2013年に現在の名称に変更されました。

長年にわたり、私たちは文化的テーマの提唱、文化資源の統合と政策を実行する立場として様々な役割を担っています。具体的な内容は次の通りです。

  • 台湾の多元的文化に対する国民の理解を促進し、尊重と寛容性を学び、それを個人から家庭に働きかけ、社会全体に広げていくことで、エスニシティの調和と平和な社会、そして文化、自然、環境を保護するといった目標を達成します。
  • 市民の人文教育と芸術的素養を高めるべく力を注いでおり、国民がより高度な文化的自信と物事を切り開く力を身につけることが期待されています。
  • 文化交流事務を推進し、台湾の多元的文化の対外的な紹介を積極的に行うことで、世界の文化と繋がり、世界的な重要文化としての仲間入りをします。その上で繋がりを広げ、全世界における華人の文化におけるコミュニケーションプラットフォームを形成します。

国際的な基金会となることを長期目標として、優れた文化の集まる、彩り豊かな台湾を世界の舞台に上げていく所存です。