【2018文化台湾フォーラム】スペインにおける現代写真の現況

テーマ : スペインにおける現代写真の現況
講演者: Alejandro Castellote | スペインのインディペンデントキュレーター
パネリスト: 沈昭良 | 写真家、台湾芸術大学兼任副教授
日時 : 2018年6月13日 (水) 19:00
場所: 国立台湾博物館南門園区‧小白宮 (台北市中正区南昌路一段1号)

Alejandro Castellote氏は、フォト・エスパーニャの創設者の一人であると同時に、インディペンデントキュレーター、教授、そして評論家でもあり、ヨーロッパ、中南米及びアジアの現代写真について長期研究を行っている。氏は、21世紀のスペインにおける写真撮影は大きな変化を遂げてきたと指摘する。新世代の写真家は、ビジュアルアート、ビデオ、そしてインスタレーションを幅広く活用し始め、ひいてはインターネット上のビジュアルや画像を結び付るようにもなった。頻繁に旅にも出るため、扱うトピックは場所に限定されない。氏は、こうした創作における新たな性質は既に国際展示会やさらに多くの実験的作品に反映されていると語る。特に写真集でそれが顕著に表れており、写真家、編集者、グラフィックデザイナーの協同が、既に分野を越えた莫大な影響をもたらしているとのことだ。講座では、写真家の沈昭良氏がAlejandro Castellote氏と素晴らしい対話を繰り広げる。